ネットワークエージェントの手順と仕組みと挙動を解説します。
ネットワークエージェントモードには、 PlayStation に挿入されているディスクが、 DISC1 でも DISC2 でも影響がありません。
ネットワークエージェントモードの結果は、エンディングには影響がありません。
ネットワークエージェントの基本的なルールは以下の通りです。
検索は、キーワードの組み合わせによって、どのデータが見つかるかか決まります。例えば、 [00] YUKA'S HOMEPAGE なら、「由香」「ホームページ」「パソコン」で検索すると見つかるので、「由香」だけや「由香」&「パソコン」だと見つかりますが、「由香」&「たらふく」のように関係ないキーワードが含まれていると見つかりません。
検索キーワードは組み合わせには影響されますが、順番には影響されません。「代歩」&「由香」でも「由香」&「代歩」でも検索結果は変わりません。
空白は検索結果に影響しません。
同じキーワードを複数個設定できません。「代歩」&「代歩」等にはできません。
すべてのデータに取得可能な期間が設定されています。期間が始まっていない場合や期限が過ぎている場合には、キーワードが合っていても見つかりません。
一部データが検索で見つかるかどうかは会話の進捗に依ります。
検索した瞬間にどのデータが得られるか、または何も得られないかが決まります。
データごとに検索結果が返ってくるまでの所要時間が決まっています。
エージェントは、検索で何も見つからない場合には10秒後に戻ってきます。
5体のエージェントに使用上の性能差はありません。検索で見つかるかどうか、検索時間は、どのエージェントでも同じです。
複数のエージェントで並列に検索しても各検索時間は変わりません。1つ目のエージェントを検索に行かせ、連続して2つ目のエージェントを検索に行かせても、1つ目のエージェントの検索開始から終了までの時間は遅くも早くもなりません。
検索に行かせた各エージェントは別のエージェントの位置が空いていても元々いた位置に戻ります。
検索途中でプログラムモード・データモードを切り替えても検索が続けられ、通算で、所要時間の経過後にエージェントが戻ります。
検索途中でボイドで移動すると一時中断します。例えば、検索に15.5秒かかるデータの10秒経過時に、ボイドで別のモードに移動して、再びネットワークエージェントモードに移動すると、その5.5秒経過後にエージェントが戻ります。
エージェントは、条件を満たすもので、一番優先順位の高いデータを1つ持ち帰ります。
既に見たデータ(既読データ)は持ち帰りません。
まだ見ていないが既に他のエージェントが持っているデータは持ち帰りません。
まだ帰ってきていないが先に検索に行かせたエージェントが持ち帰る予定のデータは持ち帰りません。
日付が変わった瞬間に、各データの取得可能・不可能が切り替わります。
バグによリ、検索途中でセーブ・ロードすると、持ち帰る予定だったデータが消失します。再び検索しても、そのデータは二度と得られません。
基本的にエージェントは持っているデータを見るまで、そのデータを離しません。言い換えると、エージェントが持っているデータを表示するとデータを離します。
ただし、バグによリ、エージェントがデータを持っている状態でセーブ・ロードすると、持っているデータが消失します。再び検索しても、そのデータは二度と得られません。
5体のエージェントに使用上の性能差はありません。エージェントの位置によりライブラリボタンまでの距離が異なりますが、ライブラリボタンに運ぶまでの時間も同じです。近いエージェントはゆっくりと運び、遠いエージェントは早く運びます。
既読データはデータプールにストックされます。
既読データは取得期間を過ぎても見れます。エージェントが持った状態の未読データも取得期限を過ぎても見れます。
既読データは見た順にストックされます。新しいものが右にストックされます。セーブ・ロードしても、この順番は保存されます。
データは全94種あります。内部的なセーブデータ上での保存領域は100個分あります。したがって、すべてデータを所持した状態にできます。アイコンは全64種類です。したがって、アイコンは一意ではありません。1つのアイコンが複数のデータに使い回されています。