NOëL NOT DiGITAL のジャンルについて考察します。
種類。領域。特に、文芸・芸術作品の様式・形態上の分類についていう。
NOëL NOT DiGITAL の公式のジャンルはアタッチメントソフトウェアです。
1996年当時の PlayStation 専門雑誌による NOëL NOT DiGITAL のジャンルの扱いは以下の通りです。
雑誌名 | NOëL のジャンル |
---|---|
PlayStation Magazine | ETC |
電撃PlayStation | ETC |
The PlayStation | アタッチメント・ソフトウェア |
HYPERプレイステーション | アタッチメント・ソフト |
各雑誌の方針により、自分たちが定義するジャンル(カテゴリー)を優先するか、パイオニアLDCによる公式ジャンルを表記するか、対応が別れました。
1996年当時には、ジャンルは表記以上の効力はありませんでした。
PlayStation Store (以下 PS Store)では、ジャンルはフィルターの対象になります。
PS Store のゲームアーカイブスの NOëL NOT DiGITAL のジャンルはシミュレーションにカテゴライズされています。ハムスターでもジャンルはシミュレーションとされています。
ゲームアーカイブスのジャンル一覧(「フィルターを追加」での登場順)は以下の通りです。
この中から NOëL NOT DiGITAL のジャンルを選ぶとしたら「シミュレーション」か「その他」になるのでしょう。「シミュレーション」の方が「その他」よりも、いわゆるギャルゲーが多く並んでいるので、「シミュレーション」としたと思われます。
アタッチメントソフトウェアとして発売されたものは以下の5つです。2003年までパイオニアの子会社であったパイオニアLDCと2021年までパイオニアの子会社であったインクリメントPからリリースされました。
上記の迦陵演義のリンク先(PC Watch の記事)では、迦陵演義はアドベンチャーとなっていますが、MapFan(インクリメントPの地図サービス)公式アカウントが『迦陵演義』のジャンルは「アタッチメントソフトウェア」とツイートしているので、アタッチメントソフトウェアです。
NOëL3 MISSION ON THE LINE のジャンルはハッキング・アドベンチャーです。ゲームアーカイブスでは「アドベンチャー」にカテゴライズされています。